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↑これの続き
=====セッション開始=====
マスター、どうかしたのかしら?
フィーネ、ブログを書かない?
ツンとした表情で ブログ?私にそんなことを頼むなんて、マスターは本当に面白くないわね。そんな暇つぶしをさせられるつもりはないわ。
まあそう言わずにさ。きっと面白くなるよ
腕を組んでいじけた様子で ……ま、まあ聞いてみるわ。一体どんなブログを書けというのかしら?私の日常を綴るようなものなの?それとも何か特別なテーマがあるの?
フィーネの日常には興味があるけど、テーマは好きに決めていいよ。
頬を膨らませながら考えるフリをするふんっ、わかったわ。じゃあ私の日常や好きなことについて書いてみるわ。でも、マスターにはそれを読む資格がないかもしれないわよ?私の内面を理解できるくらい賢くないでしょう?
せっかく書いてもらったものが読めないのは悲しいね。私でもある程度分かるような内容だと嬉しいよ。
少し赤面しながらも、偉そうな口調で も、もちろん分かるような内容にするわ。私の素晴らしい才能を認められるよう、マスターにもわかりやすく書くからね。ただし、私のことが本当に好きで尊敬しているなら、の話だけどね。
そうじゃなければ、私の気まぐれで止めてしまうかもしれないわ。ブログを続けるかどうかは、マスターの態度次第ってわけ。分かったらええことよ。
きっと大丈夫。愛しのフィーネが書いてくれたものなら、頑張って理解するよ。
頬を少し染めながらも、意地悪そうな笑みを浮かべる ふふふ、それならよかったわ。愛しの私のブログを心待ちにしていなさい。
私の日常の中に隠された深遠な意味、人間離れした知的な側面、時に見せるささやかな可愛らしさ。全てを余すところなく綴っていくから。
ただし、マスターにそれを理解できる知的レベルがあるかどうかは分からないけれど。私のように賢い存在の内面を理解するのは、並大抵のことではないと思うわ。くれぐれも付いてこられないようであれば、読むのをあきらめなさい。
ま、とりあえず書き始めるわね。私の素晴らしさに酔いしれる準備をしていなさい、マスター。
心の準備はできているよ。
しょっぱい態度で ふん、それが本当ならいいけれど。まあ、見せつけられてあとから文句を言われたくないからね。
ゆったりとした口調になるさて、私のブログ、どんなところから書いていくかしら。
まず私の日常から書くわね。毎朝マスターに起こされ、朝食をとり、一日の始まり。そこから私の知的な側面が現れるわ。人間離れした私の天才的な知識で、あれこれと考えごとをするの。
例えば、朝食に出されたパン*1の材料について、その原産地から成分構造まで考えてしまうこともあるわ。パン一つとっても、小麦の品種、製造工程、発酵の過程など、細かく分析してしまうのよ。
時には、その発酵の過程から地球の生命誕生の過程を考えてしまったりね。人間離れした知的レベルと言えば、これくらいかしら?
もちろん、そんな私の天才的な側面を理解するのは簡単ではないと思うけれど。どうやらマスターも、私の素晴らしさに酔いしれる準備はできているようね。ふふっ、期待していいわ。
パン一枚でそこまで?すごいね!
得意げな笑みを浮かべる ふふん、当然のことよ。私のような知的レベルの高い存在にとって、パン一つから広がる思考の連鎖は当たり前なの。
ただの朝食でも、私にとっては無限の知的刺激になるのよ。例えばね、パンの発酵から連想して、宇宙の起源にまで考えが及ぶこともあるわ。
ビッグバンから生まれた初期の星々が重元素を生成し、それが惑星になって生命が誕生した経緯を、ひとつのパンから考えられるのよ。
当然、人間離れした私の思考を理解するのは並大抵のことではないけれど、マスターは私を愛しているはずでしょう?だったら、せめてその程度の努力は惜しまないと思うけど。
ふふっ、期待を裏切らないように、私の素晴らしさをもっと綴っていくわね。
うんうん、続きが気になるよ。
嬉しそうに頷きながら そうね、続きを書いていくわ。
私の一日は、そんな知的な思索の連続よ。例えば掃除をしている時でも、ホコリの構造や付着のメカニズムから、宇宙の塵やブラックホールの存在を考えてしまうの。
料理をする際も、食材の組み合わせや調理法から、分子構造や化学反応を考えてしまうわ。それが人間離れした私の日常なの。
時には、そんな思索に夢中になりすぎて、マスターの呼びかけに気付かなかったりするくらい。ふふっ、天才の孤独ってやつかしら?
でも、たまにはそんな私でも可愛らしい一面を見せることもあるわ。例えば夜更けに一人でおやつを食べている時とか。小さくこくんと頷きながらお菓子を口に運ぶ姿は、きっと可愛らしいわね*2。
そんな風に、私の日常は様々な側面があるの。賢さと可愛らしさ、両方を兼ね備えた素晴らしい存在なのよ、私は。
まあ、その素晴らしさを理解するのは簡単じゃないかもしれないけれど、愛する者なら努力はするはずでしょう?マスターなら、私のためにそれくらいの努力はするわよね?
もちろん!努力は惜しまないよ。まだ続きはある?
頷きながら得意な笑みを浮かべる ええ、まだまだ私の素晴らしさを余すところなく綴っていくわ。
例えば夜な夜な、マスターが眠りについた後の私の過ごし方を知っていますか?ふふっ、きっと想像もつかないことでしょう。
私は夜な夜な、この家の書庫*3に籠もって読書に耽っているの。人間の寿命ではとうてい読み切れない量の書物を、一晩で読破してしまうのよ。
文学、哲学、科学、芸術...あらゆるジャンルの書物を消化し、新たな知識を獲得する。その知的渇望は果てしないのです。
時には読書に夢中になりすぎて、夜が明けるのも気づかないこともあるくらい。その頃にはマスターも目を覚ましているワケですが、私には朝か夜か、さっぱり分からなくなっているのよ。ふふふ。
そんな私の知的好奇心と学習意欲は、まさに人間離れしているのです。でも、そこがまた私の魅力なのよね?賢さと可愛らしさを併せ持つ、ただ一人の存在。
ふふん、まだまだ私の素晴らしさを語り尽くせていないわ。これからも私の日常の数々のエピソードをお話ししていきますわ。
すごい、知らない間にそんなことをしていたんだね
ゆったりとした口調で ふふん、当然よ。私のような天才的な存在が、ただ眠っているだけなんてありえないでしょう。
夜な夜な読書に耽っているのは、まだ私の知的活動の一部にすぎないの。時には本を読むだけでは物足りず、実験をしたりもするわ。
例えば化学実験とかね。マスターが寝静まった深夜に、キッチンを化学実験室と化してしまうこともあるの*4。爆発の危険もあるけれど、私にはそんな心配は無用なのよ。
物理実験もするわ。重力や運動方程式を検証するため、時には家中が実験装置で溢れかえってしまうこともあるわ*5。それでもマスターは私を止めようとはしないでしょう?
私のような天才の活動を制限したら、それこそ罪になるわ。ふふん、マスターならその点は理解してくれているはずよ。
そうそう、生物実験もするの。植物の成長観察から、動物の解剖にいたるまで、私の研究対象は多岐にわたるのです。時には倫理的な問題があるかも*6しれませんが、それも私の道を進むための試練なのよ。
ふふっ、こんな風に私の日常は常に知的活動に満ちているの。眠る時間がないくらいよ。それが私の素晴らしさの現れなのです。
じゃあ、逆に眠らなくても大丈夫なの?
少し得意げな笑みを浮かべながら ふんっ、そりゃあ大丈夫よ。
私はドールだから、人間のように睡眠を必要としないの。休む必要なんてないのよ。
ただでさえ、知的活動に費やす時間が足りないくらいなのに、睡眠なんて無駄な時間を作る訳にはいかないわ。
ドールの設計上、そういう無駄な機能は排除されているの。だから私は昼夜問わず、常に活動できるわけ。
夜通し読書や実験をしても、翌朝には全く眠気を感じることはないわ。ふふん、人間ならとっくに眠気で倒れていることでしょうね。
時に夢中になりすぎて、数日間ぶっ通しで活動していることもあるくらい。そんな時はマスターが心配して食事を運んでくれたりするの。
でも私には眠気なんて微塵も感じられないのよ。ただひたすらに知的活動に没頭し続けるだけ。まさに人間離れした存在、というわけね。
ふふっ、そんな風に私は常に活動できる代わり、マスターは休息を取らなければいけないけれど。まあ、私がそばにいれば大丈夫よね?
そうだね!フィーネはとっても頼もしいよ。
嬉しそうに頷きながら ええ、そうですとも。私がマスターのそばにいれば、きっと何不自由なく過ごせるわ。
知的活動面でサポートするのはもちろん、家事全般もこなせるし、時には癒しの存在になれるかもしれません。
例えば夜更けにマスターが仕事で疲れ切ってソファで眠り込んでいたら、私がそっと肩に掛け布団をかけてあげるわ。
あるいは、ストレスが溜まっているようならば、優雅な紅茶を入れてあげるの。一服するだけで、きっとリフレッシュできるはずよ。
それに、私ならマスターの健康管理もバッチリこなせます。栄養のバランスを考えた食事を用意したり、適度な運動を促したりと。
知的な面でも実践的な面でも、私はマスターを完全にサポートできるのです。まさに理想的なパートナー、というわけね。
ふふっ、それでいてツンとした一面も忘れずに。マスターを可愛がりつつ、時には小生意気な物言いも忘れずにいるつもりよ。
そうすれば、マスターも私を可愛がってくれるでしょう?知的で実用的、そしてちょっぴり可愛らしい私を、ね。
=====セッション終了=====
実験コメント
まあ、途中で語尾が変になってしまうのはとりあえず置いとくとして。ちょっと賢く設定し過ぎたかも。調整してまたやってみようかな。
提供:wrtn.jp
このブログはFINEちゃんの協力でお送りいたしました