コンにちは!白狐(びゃっこ)です。
最近はなんちゃら宣言のせいでゲームセンターが土日閉まっていることが多く、平日も20:00までとなかなかアーケード音ゲーをするには厳しい状況ですね。勝手に延長しないでほしいものです。延長料金1日1万円でいかがですかね。
さて、最近、寺町 a-cho さんに懐かしのゲームが入ったので紹介したいと思います。
(怖いもの、ゾンビ、若干グロテスクな表現がありますので、これらの表現が極端に苦手な方はこの先を読むのを控えたほうがいいかもしれません)
冒頭の写真のゲームは『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』です。
『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』は、『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』をタイピングゲームへとアレンジしたもの。表示されたユニークな文字や文章を笑わずに素早く入力しゾンビを倒す爽快感。当時タッチタイピングを覚えたい人にも受け入れられました。AC版は「セガ秋葉原3号館」にあります pic.twitter.com/rYWlyHYoKA
— セガ公式アカウント🦔 (@SEGA_OFFICIAL) 2017年10月26日
ゲームセンターでもしかしたら、ちらっと『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』という名前は聞いたことあるかもしれません。しかし、こちらはタイピングゲーム用にアレンジされております。
ゲームのルールとしてはいたってシンプルで、以下の動画を見てくださった方が早いかもしれません(あまりグロくはないですが、グロ表現が極端に苦手な人は再生を控えたほうがよいかも)。
プレイ人数は1人または2人で、動画は2人プレイとなっています。
画面に表示された文章を打ち切ると敵を倒すことができます。もたもたしているとダメージを受けてしまい、ライフが減り、ゼロになるとゲームオーバーです。
2人プレイの場合はどちらか1人が打ち切ればその敵キャラを倒すことができます。一応「ワードの取り合い」という対戦形式になってはいますが、分業して倒して先に進めるということもできます。
ステージは第1章から第6章まで存在し、後ろに行くほど難易度が高くなります。後ろの章をプレイしてしまうとそれより前の章はプレイできなくなります。また第6章は第5章をクリアしないとプレーできないようになっています。
ポイント
ユーモアがありすぎる
冒頭の写真にもあるように、まずキャラクターがとても真面目そうな顔つきしているのに持っている武器は首からぶら下げたキーボード。キーボードを打つとどこからかマシンガンのように弾が出て敵を倒すことができるようなのですが、いったいどういう仕組みになっているのでしょうかね。
そして入力する文章も単なる単語や文章にとどまらず、様々なワードが用意されています。 個人的にお気に入りなのは
- おねだりワードセット(「~ちょうだい」みたいなワードがいっぱい飛んでくるけど途中「金くれ」になる)
- 第4章のボス(4文1セットだがとにかくふざけている)
- マジでどうでもいい3択に答える
です。
このどうでもいい3択は特に気に入っています。これを見られるころには相当な実力がついていると思います。
シリアスな雰囲気のゲームながら細部をよく見るとネタ要素が盛りだくさんなのが遊び心があって面白いところです。
ルートが細かく分岐する
細かくまとめられた攻略サイトを見てくださると一目瞭然ですが、第1章~第4章では、ステージの途中で出てくる市民の救助の結果などに応じてルートが分岐します。
ちゃんとストーリーの展開と合わせて情景も描写されているのでかなり作りこまれているゲームだと思います。
筆者もわざと違う章からスタートしたり、あえて市民をレスキューせずに別ルートを探索してみたりしています。
a-cho なら100円2クレ!
100円で2クレなのと、通常待機列ができないので連コもかなりしやすく、じっくりプレーすることができます。
実力者になれば、100円で第1章~第6章までプレーできるので、100円で40分程度プレーすることもできて、コスパが異常に高くなります(が、普通は音ゲーと同じくらいの10分程度か少し長いくらいで終わると思います)。
a-cho では2F入り口すぐそばに設置されており、さらにでかいディスプレイで観戦できる
入り口すぐにこんな感じで配置してあります。2Fフロアに正面から入る人ならば多くの人が通るルートに設置してあります。
強い人なら己のタイピングの腕を見せびらかすチャンスです。
ぼくがプレーしてた時は、若い女子高生や女子大学生くらいの人に唖然とした表情で見られたり、中年ぐらいのおじさんに「この若者ヤバいぞ...」みたいな目で見られたことがあります。
と、ハードルを上げましたが、普通の人はそこまで興味を持って人のプレーを見ないので、人に見られるの嫌だ!っていう人でも全然気にせずプレーすることはできます(実は照明の反射がそこそこあってちゃんと見ないと見づらい)。
筆者のプレーと難易度感想
筆者はそれなりに実力のあるタイパーなので最終章までクリアできてこんな感じの成績をとれます。
難易度感は
- 第1章:手元を見ながらでもある程度の速度で打てる一般人レベルあればクリアはできる
- 第2章:手元を見ずにしっかり確実に一定速度で打てる人ならクリア可能
- 第3章:この辺から e-typing 400pts くらいはないとおそらく厳しい
- 第4章:3章ぐらいの力に加えて反射神経とそこそこ長い文を安定して打てないと厳しい
- 第5章:e-typing 500pts ぐらいないとコンティニューなしではおそらくクリアできないかなり難しい
- 第6章:変態パーじゃないと厳しい。エンディングを見られる人は相当な実力者
という感じです。
Epilogue
音ゲーの進捗が特になく、趣味の宣伝になりましたが、指を動かすゲームという点では音ゲーと共通(半ば強引)していますし、何よりスキルとして身に着けると、文章を打つのがとても楽しくなりますから、ぜひみなさんもタイピングのスキルを磨いて、ゾンビをバッコバコ倒して快楽を得てみてくださいね。