涙は流れませんでした。
どうも、ビープリはBGAも強いサークル京音三回生のtapiokaです。
GENEを的中させた人です。
プレー機種は相も変わらずSDVX/iidx/pop'nですが元気にやってます。
早速ですが、十段とりました。
ということで十段合格記事を書いていきたいところなんですが、
なんと、
わたくし九段合格しておりません。
怠慢(九段ボスは傲慢)でやってないのもありますが、
普通にメンタルにきてて九段受けたくないのがでかいです。
この記事では、十段取得時の状況を振り返って、
八段から十段までの苦悩を辿ります。
最後に十段攻略置いときます。
はじめに、僕のプレースタイルは
- 1P1048式
- 先月まで小指皿×(ベチャ+3:5半)*3
- 現在は手首皿
です。
内容ですが、
十段合格時...十段合格時のランプ状況とかについて
八段~九段...九段のやる気がなくなった理由
九段逃避行...九段で沼ったときに見直した点
十段攻略...僕なりのRESIDENT十段各曲攻略と練習曲
についてそれぞれ書いています。
十段合格時のあれやそれ
これ大事なんで。
合格したタイミングでのランプは下の感じです。
B+以上はほとんど触ってないです。
一日の流れとしてアップ以外はずっとステップアップモードにこもって、
課題曲フォルダの☆12しかやってなかったです*4。
表埋めにはこだわらず、プレビューを聞いたり、
ノーツレーダー*5を見ていい曲を選んでいました。
十段合格直前には"Close the World feat.a☆ru(A)"にランプがついたので、
やっぱり「地力B以上にいくつかイージーがつく」のが挑戦の目安ですかね。
加えてB〇Sのほうでsl0のハード埋め、
発〇で★1~3あたりの曲にイージーかけて特攻をしていました。*6
CSがなくてAAできないメイツにおすすめのB〇S譜面を投げておくと、
あたりは、同時押し混じりのきつい乱打がいっぱい降ってくるので珍遊のチャーハンぐらいおすすめです。
八段合格~九段挑戦(2022/4~2022/9)
ここからは、八段から十段までの歴史を語ります。
よっしゃ!!
8段キターーーーーーーーーーー!!
最後若干癖つきかけて脂汗でまくったけどなんとか通した!ナイス pic.twitter.com/71XIhDB15C— tapioka (@HmuHmu2020) April 25, 2022
白亜紀すぎて覚えてなかったけど、半年以上前らしいです。(どんだけ段位こじらせてるん?)
このまま順調に地力を押し上げ、☆12に何個かアシストがついたり、
☆11のイージー*8が90個ぐらいになった段階で九段をやります。*9
赤段位いくどーーー..................
ん?
やったんですが、二曲目にアレがいました。
九段ボスことTheory。マジでいい曲だから全人類聞いてみて。
初見のときは普通に抜けれて傲慢にわからせられたんですが、
それ以降ソフランまで行くことすらできずに落ちてます(難所そこちゃうやろ)。
敗因は、皿を速く回しすぎたために脳みその想定より多くぶん回していたことです。
(ここで遅く回す訓練をすれば九段合格してたんですが、アホなのでしませんでした)
さらに、ゲーセンに行けども行けども☆12に特攻してはボロ負けする日々、メンタルはどん底でした。
ということで、
八月~九月にかけては九段受からない・☆12無理・APEXの回線激重の三重苦*10によりビートマニアやる顔してませんでした。
行きついたところには、ビートマニアが珍→藁にも縋りボルテで珍と、暗いところからやってきて暗い所へ帰っていくだけの成人男性やってました。
九段逃避行期(2022/9~2022/10)
ということで九段を完全に頭の片隅に追いやりました。
それと同時にプレースタイルを大幅に変えたので、
個人的にいい変化だなと思ったものとそうでなかったものを上げていきます。
- 九段を忘却の彼方へ
当時の僕は、
気づかぬうちに「九段に受からなければ☆12挑戦権はない」という先入観に浸されていました。
が、、、、、
これ、嘘です。
普通に八段のままでも☆12のイージーは増やせるし、
地力D,C,Bみたいな本格的に☆12に入った譜面ともちゃんと戦えます。
そのために、いったん別機種に本気出しましょう。
僕の場合は二週間ぐらいBもマニアもやめて、ボルテとか勉強に集中しました。
やめてみるとわかりますが、一機種やらないだけで時間が倍になります。
ダンプカー砂時計
僕は段位取得よりも、☆12の鍵盤をバシバシしばくのがiidxのモチベだったので、
段位を捨てることが精神的に有効打となりました。
- ☆12をとりあえずやりまくる
☆11を埋めると九段の影がちらついてくるので。難易度表とか度外視で☆12を周回していました。
ゲージはイージー固定でした。
ノマゲだとラス殺しによわすぎてモチベがなくなりそうな気がしたし、
アシストイージーだと許容BPが多すぎるので練習にならないと思いました。
また、オプションは初見時は正規で、
またクリア狙いをつけようとするときもできるだけ正規かミラーの固定系で挑みました。
ランダムをかけるときは本当に正規が終わってるとか、癖がついたと感じる譜面か、
イージーのついているものにかけて練習するときぐらいですかね。
とりあえずクリアレートの高いものを回すイメージでした。*11
これは、単に僕が表埋めからくる強迫観念を嫌っているからです*12。
結局音ゲーの常識の範囲内*13でやりたい曲をやるのがベストなんだろうなと思います。
- 小指皿から手首皿に変更
小指皿ヘタクソすぎ(泣)
先に言っておくと、あくまで皿の処理に行き詰ってしまったなら、手首皿をソリューションの一つとして見据えてみては、ということがいいたいだけです。
もちろん手首ができるかどうか、立ち方になじむかどうかなど人それぞれ*14ですので、
無理に手首にしろなんて言いたいわけでは決してありませんよ。
小指皿の僕個人からみた苦手ポイントはいくつかあって(以下すべて個人の感想です)
- 小指でリズムが取れない
- 小指皿を一つのボタンとみれない
- 小指皿だと皿が全然見えない
- 1048からベチャなどへの運指移行が苦手
- そもそも小指皿の最大メリットである連皿を小指でできない*15
いや何もできひんやん(笑)
いや笑い事じゃなくて、なんで小指でやれてたんだよってぐらい小指皿苦手なんですよね。
DJ AUTOにやらせたほうがいい。
これでも地力Cぐらいまではいくつかイージーしてましたが、軒並み終盤に皿がないという特徴がありました。
そこで、☆12に挑戦する地力帯の方々におすすめなのが、
オプションは別に何でもいいので千年の理(A)をプレーしてみることです。
終盤に☆12としては弱めの皿がらみが入ってくるのですが、
ラス前まで100%だったゲージが50%を割った場合*16は皿周りの運指を見直したほうがいいと思います。
小指の方は、いきなり手首とはいかずともべちゃ押しや3:5半の練習をやってみましょう。それでも無理なら、
ようこそ手首皿へ
手首に変えるのはなんだかなぁ...の民*17はおそらく
”皿が簡単に回せるようになったり、小指ではじく感覚がなくなるなどしてゲームの魅力が消えそう”と感じてるんじゃないでしょうか。
僕も、手首に変える前まではそんなイメージで、皆伝の友達から「手首にしたら?」って言われた時も謎の意地を張っていました。
ですがいざ手首使ってみると、思ったより皿の演奏感は失われず、
むしろ小指時代よりも皿を独立した一つのボタンとして見ることができるようになりました。
なんならFegrixとかLevel 2とかノーティ穴あたりの連皿だと手首のほうが回せてしまったので、
上にあげた弱点全部消えました。
なので、もし千年の理穴で耐えれない!!ってなった場合は試しに手首皿を試してみましょう!
- 緑数字・白数字を変える
- リフトを使う
オプション周りの変更です。
まず、もともと緑数字は320だったのですが、
ノーツが詰まって見切れなくなったので、思い切って280にしました。
そしたら一個一個のオブジェを分離して見えるようになりました。
認識するときにバルス食らうようになったら一度緑数字を少し下げてみるのアリです。
それに伴って、白数字も変えました。
もともと120だったものを200にあげました。
僕はプレイ中にも目が上下に動いちゃうので、目線の移動を抑えるためにも白を上げました。
また、手首でやるとわかりますが、ひざを曲げたり足を大股にしたりできなくなります。
結果として目の位置を下げれないので、
ある程度リフトを使って判定ラインを上げてやる必要があるわけですね。
注意点として、リフトありでの白数字は、
リフトに書いている白とサドプラに書いている白の合計になります。
これらのほかキービームとかノーツを変えたりして自分好みのカスタマイズにしていきました。
わざわざ見えにくいオプションを使い続ける必要はないので、変えてみるのアリです。
十段お得攻略情報
十段の各曲に対して色々言います。
1P手首1048を想定します。
- Rampage(A)
同時押しをがんばる譜面
ぶっちゃけ十段挑戦段階だとイージーついてると思いますがヤバいとこだけ紹介します。
序盤中盤は皿を遅め意識するぐらいです。あと壁のBADはまりにはご注意。
77小節目は57の軸が一か所だけ歯抜けの部分があるのでそこだけ意識しましょう。
81小節目は7軸にトリル気味で5が入るようになりますが、
軸を意識せずに全部同時押しとして処理するとやりやすいです。
ラス殺し。101小節終わりまで右手は同じ形を捌くことになるのでゲシュタルト崩壊だけ気を付けます。
102からは4と6の軸が出てきますが、あくまで同時押しがいっぱい降ってきてる認識がやりやすいです。
途中の46二連押しとか、5の縦連とか一回しか押さなくてもいいです。
皿が得意な人は30%ぐらいでも行けると思いますが、僕みたいな皿チンパン勢は60%ぐらいほしいです。
- Level 2(A)
手首で火起こしをがんばる譜面
序盤に関しては最初に十六分が何枚か降ってくるぐらいです。ただ、23,24だけちょっと鍵盤がむずめなのでしっかり押しましょう。
中盤の難所
手首の方はここだけ小指で回しましょう。そこまでむずいBSSではないので押し引きを把握しておけば十分です。
ただ、33と41小節だけはBSS抜けに連皿があるので忘れないようにしっかり回してください。
ここのBSSは半分ぐらい入りを間違えても何とかなります。
ちなみに、30,38小節の鍵盤はどちらか押せるほうだけきっちりとりましょう。
本番の連皿地帯
手首皿のかたはここ手首でやってみましょう。たぶん行けます。*18
押し引きとかあんま理解してなくても、気持ち遅めに回す意識で大丈夫です。
脳内の感覚としてはランページの皿と同じぐらいの気持ちでやっていました。*19
また、ところどころ歯抜けがありますが、ここはまだ気にしなくてもいいと思います。
この後は、ヒーリング鍵盤スポットがあるのでしっかり回復しましょう!
と言っておきながら、64小節にかなりやべー配置があるので気を付けてください。
123同時押しを三回はさめば耐えれるので、右手側ガン見でもいいです。
この後に来る1234567階段が連皿二回目の合図です。
二回目の連皿
基本的にはさっきと同じく遅め意識でいいんですが、
67,71小節目にタタッタタッタタッタタッというリズムで二枚皿が連続で来ます。ここだけリズムを覚えてちゃんと回しましょう。*20
最後、BSSの後に7連皿があるのをお忘れなく。
僕は、BP140~160くらいで、ゲージは24%でした。GENEの開幕で回復しましょう。
- GENE (A)
2000ノーツ超え物量譜面
Level 2の後でゲージは死にかけかもしれませんが、序盤でかなり回復できます。皿がらみの難所までに50~60%あれば安泰だと思います。
僕は八段時代にGENEを乱ノックしていたので100%まで回復できました。
難所です本当にゴリゴリ削られます。
なぜ削られるかというと、皿を見すぎると右手に降ってくる折り返し・らせん階段と微縦連を認識できなくて、
右を見すぎると皿が見えないからです。
1P正規だと皿と1鍵がほとんど隣接しています。
すべて皿+1で回してもゲージが残ると思うのでできる限り4~7鍵をガン見します。このことから2Pサイドではミラー段位が結構やりやすいと思います。
ここを乗り越えたらあとは乱打×物量の地力譜面が続きます。
格下だった時に正規で結構プレーしていた僕の感想としては、スクリプの音が入ってくるまではきつくて、そこまで耐えると比較的押しやすくなる印象があります。
ビープリは結構回復できるので2~10%程度残せていれば大丈夫です。
- BEAT PRISONER(A)
音囚人
最後の20小節までが回復です。しっかり光らせてください*21
25小節まで上のような繰り返し気味の乱打が続きますが、ちょっと回復できるか、最悪ゲージ維持程度で大丈夫です。
ここ頑張りどころ
26小節からの16小節はとてもかんたんなのでBPをあまり出すことなく回復できます。20%ぐらいからでも50~60%まで持っていけるのでGOODを出したくないです。
僕は六割ぐらいGOODだったし、普通にBPいっぱいでて、40%ぐらいで難所に入りました。
気合の一言で片づけたい感動の一幕。
チャージ発狂→連皿+乱打→重乱打の流れが五回続きます。
連皿は回しすぎるとだめなので、ゆっくり目に十枚前後回しておけばハマることなく耐えれます。
乱打は全部違う配置なので地力で捌くしかないですが、五回目までは同じ難易度なので、最初耐えれたら五回目まで行けると思ってリラックス。
だけど、六回目だけは違います。ここまでは一呼吸おいてから重乱打に入るのですが、最後だけ連皿がないので急に重乱打が来ます。いきなりステーキ
しかも、最後だけノーツ数マシマシになっているので普通に難しい。
一応4軸ではありますが、軸を意識せずに「なんか4いっぱい押してんなー」で行けます。
正直この3小節は適正ではむずすぎ・つらすぎ*22の感想しか湧いてこないので気合しかアドバイスないですね。
- innocent revolver(A)
- Friction[!]Friction(A)
- RAIN(A)
- Colorful Cookie(A)(当然ランダム)
- thunder house nation remix(L)(実はR乱)
あたりが練習曲として使えそうかなと思います。
ビープリのラストがまんま来るわけではないですが、高速鍵盤だったり皿+乱打だったり、要素要素の練習にはなると思います。
Rampage, Level 2, GENEは地力だったりして、わざわざ練習曲を用意するほどではないと思います。
以上、これまで十段曲を見てきました。
課題曲である前に四曲、実はすべていい曲なんですよ*23。
見落としがちですが、段位認定は百円でいい曲を四曲もやらせてもらえるんですね。
段位受からないがために曲まで嫌いになるのはもったいないので*24、ガチるときはガチる。
無理ならキッパリあきらめる。
それぐらいの緩い線引きで段位と付き合っていきたいなぁという所存です。(というか僕は九段飛ばしのせいで段位に淡白になってしまった。)
以上九段沼につかまってしまった成人男性の観察記録でした。
では、サラダバー
*1:
*2: DJ YOSHITAKAが語る!リフレクの魅力! - YouTube より
*3:皿が来たらどっちかに運指変えてました
*4:当然課題曲増やすために☆11をやることはあったものの
*5:皿・皿絡みがクッソ苦手なのでスクラッチの大きいものを選ぶとか、スクラッチが大きいかつコードの大きいものを選ぶとか
*6:個人的所感だけど、AA(A)は★2ぐらいだと思います。
*7:譜面動画見返しててAAのオマージュ入ってるのに初めて気づいた....
*8:アシストで80%を超えたものも含む
*9:多分これぐらいが合格ライン
*11:その結果地力Eとかよりも地力Dのほうが結構埋まったりしました
*12:地力EなのかDなのかぐらいは抑えておこう!!
*13:粘着しすぎはいけないとか、低難易度の固執しすぎると地力の上限は上がらないなど
*14:むしろ十人十色の解決策があるのが音ゲーらしさだと思います
*15:もちろん、薬指中指もくっつけると割と回せますが、これだと1,2鍵を叩けない
*17:僕もそうでした。小指じゃないとゲームの楽しさが失われる気がしていました
*18:むしろ変に小指使うとぎこちなくて皿も鍵盤もぐだる
*19:もちろん実際の手はランページより早く回しているんですけどね
*20:さもないとBADはまりします
*21:なお縦連全GOODのもよう
*22:イキスギ
*23:特にGENE
*24:九段粘着時のワイ