京音2回生のたきかわ(@cinnamon_4key_)です。
皆伝目指してIIDXをプレーしたいと考えている方に向けた記事です。
他の音楽ゲームをたくさんプレーしたことのある方であっても、
「ゲームの性質が他のゲームと違いすぎてゲームへの取り組み方がよくわからない」
といったことも多いと思うので、
自分がやってきた上で感じたことを取り入れた、おすすめのプレー方法をまとめました。
段位ごとにプレーの方法についてをまとめています。
前提・注意
目標は、「客観的に見て皆伝に合格できるだけの地力をつけること」とします。
皆伝だけを対策して粘着して、ギリギリ最速の合格を目指す といったことはしません。
(ギリギリを目指すとかえって合格が遠のいてしまうことも多いため危険です。)
各段位の合格を目安に、なるべく効率の良い地力向上を目指すための選曲やプレー方法を紹介します。
自分にとって効率が良いと感じるプレーを紹介しますので、肌に合わない等感じた場合は各自でカスタマイズしていただくと良いと思います。
また、この記事を参考にプレーして頂く場合は見通しを持っていただくためにも、一度全ての段位に向けたプレー方法を読んでからプレーしていただけるとよりプレーし易いと思います。
全段位向け
運指
「1048式手首皿完全固定」または「1048式 + 3:5半固定べちゃ押し」のどちらかを勧めます。
他機種から入ってきて、皆伝を取りたいというモチベーションの強い方は、「1048式手首皿完全固定」
IIDXをじっくり楽しみたい・低難易度でのスコアも狙っていきたいという方は、「1048式+3:5半固定べちゃ押し」
を選ぶと良いと思います。
運指の概要については各自で検索していただけると助かります。
その他の運指は何かしら上記の運指に比べて難しい点がありますが、皆伝を取れないような運指はあまりないので、憧れのプレイヤーが用いている等の理由があれば、そちらの運指を利用しても良いと思います。
選曲
昔の曲は極力プレーしないことを推奨します。
具体的には、初代~10thはプレーを避けることを勧めます、
11th~19thの譜面はピンキリなので、避けても良いです。
見た目でバージョンがわからなければ、数字が書いてあるバージョンの曲は基本的に避けると良いと思います。
ただし、「知ってる曲」など、プレーしたい曲があるのであればバージョンに囚われずにプレーしてみるとモチベーションが上がって良いと思います。
プレー前にノーツレーダーを確認して、SOF-LAN、 SCRATCH方向に強く伸びている曲もプレーを避けて良いと思います。
これらの楽曲は事前の学習によって結果が左右されることが多く、かつ段位合格の地力をつけるという観点からはあまり望ましくない譜面であることが多いです。
プレースタイル
挑戦中の難易度で、「ランプが点くか点かないかちょうど5割くらい」の難易度の譜面をプレーし続けることを心がけると良いと思います。
また、中伝に合格するまではハードゲージは使わないことを勧めます。
有名な古事記にもこう書いてあります。
丁寧に押す力は段位にはいらないのでハード埋め、フルコン埋めも絶対にNG です(ここらへん誘惑に負けそうな人もブラウザバックしましょう)発狂皆伝になれれば一発でつくようなランプの粘着に時間を費やすのは極めて勿体ないです。(やり方は人それぞれですが、自分目線ではそう考えています)
コレは流石に言い過ぎではありますが、☆11のハード埋めをするよりも☆12のプレーをし続けたほうが結果的にハードランプも多くつきますし、スコア狙いをしたいのであればEX HARDできるレベル帯の乱打を光らせる練習をしていたほうが有意義なプレーになることが多いです。
また、同じ曲の連続プレーは3回までにとどめておくのが懸命です。 CHUNITHMやSDVXと違って、何回やってもそこまでBPは減りません。(☆12になると特に)
モード
各モードについての説明です。
詳しくどのモードを利用するかは、段位ごとのモードの欄で個別に記載しています。
「STEP UP」は、3曲100円で途中落ちのない代わりに遊べる曲数が制限されているモードです。多くの段位でこのモードを主軸にプレーしていきます。
(後に級位のモードの欄で詳しく記載がありますが、初めてIIDXを遊ぶ方は段位認定モードをプレーした後にこのモードを選択することを推奨します。)
「STANDARD」は、最大3曲100円/条件付き4曲130円ですべての楽曲を遊べるモードです。
ただし、プレーの内容によっては1,2曲目で終了してしまうため、「特定の楽曲が遊びたい」「知ってる曲を曲一覧から探したい」といった場合に利用すると良いと思います。
利用する場合は、
の基礎知識の上から3つを見て仕様を把握しておくと良いです。
「段位認定」はこのブログの主題である段位を更新することができます。
調子の良い日のみ選択をすると無難です。
「PREMIUM FREE」は使用しなくて良いです。
復習フォルダ用と皆伝専用コンテンツ。
級位
操作方法がわからない方はインターネットで調べてください。
京音のNatuaさんの記事などを見ると良いと思います。
もし、この記事で単語がある場合は、下の記事でページ内検索したら出てくると思います。
【beatmaniaIIDX】初心者の私がつまづいた仕様・システムを全部解説します - 京音メンバーの日記
オプション
オプションはしばらく下のオプションで固定してください。
OFF / ASSISTED EASY / OFF / LIFT&SUD+
特にランプはASSISTED EASYを推奨します。
緑数字は500~400くらい。LIFT&SUD+の白数字は足して200~400くらいまでにすると良いです。
判定は変えないことを推奨します。
モード
☆1~5を遊ぶときは、「STANDARD」モードの100円を使いましょう。
(☆5以下であれば途中でクリア失敗したとしても、確定で3曲遊ぶことができます)
☆5がだいたいクリアできる程度まで遊び終わったら、「段位認定」で合格できる限りでもっとも高い段位を受けましょう。
おそらく3級,2級あたりまで合格できると思います。
その後、☆6~7を遊ぶときは、「STEP UP」モードの100円を使い、課題曲フォルダを周回しましょう。
繰り返し遊びたい曲があるときには、「STANDARD」モードを使ってプレーし、「STEP UP」モードの復習フォルダから定期的に遊びましょう。 今作中にプレーした☆10以下の楽曲は、ここで途中落ちを気にせず無制限に遊ぶことができます。
(最新作登場の楽曲は仕様上、復習フォルダに入りません。)
(課題曲フォルダのレベルの初期値は現在の段位に左右されるため、無段位の状態で「STEP UP」モードに入ってしまうとレベル1から徐々に適正までレベルを上げなければいけません。 そのために段位認定モードを遊ぶ必要がありました。)
プレースタイル
最初は「ALL BEGINNER」フォルダーから選曲して、BEGINNER難易度の、☆1->☆2->☆3を各5曲ほどランプがつくまでプレーしてください。
その後、レベル別フォルダに行って、NORMAL☆2 -> ☆5くらいまでをいい感じにプレーしてください、各5~10曲くらいランプつけたら次に行けると思います。
ここで、段位認定を受験して、3級,2級あたりを取りましょう。
その後は「STEP UP」モードで課題曲をひたすらプレーし、☆7に10曲くらいランプをつけることができれば、初段に合格できると思います。
ここで大事であるのは、 運指を身につけることです。IIDXは他のゲームと違いデバイスの形が横並びでないので慣れが必要ですが、1048式の指の対応を崩さずに頑張って押して、指と鍵盤を1:1対応させると今後のプレーがスムーズになります。
初段~六段
オプション
引き続きオプションはこれで固定してください。
OFF / ASSISTED EASY / OFF / LIFT&SUD+
ランプは変えないことを特に推奨します。
緑数字は少し早くして、初段の時点では400前後がバランスが取れていると思います。
六段取る頃には350前後位が見やすいと感じていると思います。
(緑数字は個人差があるので、この値から多少外れていても問題ありません。)
モード
基本的に、「STEP UP」モードで100円プレーを使い、課題曲フォルダをひたすら周回しましょう。
やりたい曲がある場合は、「STANDARD」モードを使ってプレーし、「STEP UP」モードの復習フォルダから遊びましょう。
プレースタイル
☆7~☆8を周回してください。各30曲ほどランプを点けると次に行けると思います。
あまり曲数を気ににしなくても、課題曲フォルダに自然に上の難易度が出てきていれば大丈夫です。
☆9~☆10は、かなり密度も高くなって難しくなってきますが、とりあえずひたすら周回してください。
このあたりから、「STANDARD」モードを利用する際には、楽曲ソートで、クリアレート順にすると上手く埋まると思います。
☆11に少しランプがついたあたりで七段を抜けられると思います。
七段は例年クセの強い楽曲が採用されることが多いので、不合格になってしまった場合は落ち着いて☆11のランプを増やしてから再挑戦しましょう。
「☆11ランプ10曲増やしたら再挑戦」など、自分でルールを決めて、挑戦機会を限定すると良いと思います。
七段~八段
オプション
新しくオプションはこれで固定してください。
RANDOM / ASSISTED EASY / OFF / LIFT&SUD+
ランプはまだ変えないことを推奨します。
RANDOMオプションは譜面のレーンが入れ替わって、
- 1048式で押しにくい13トリルが崩れる
- 階段譜面が崩れる
- いろいろな位置のバスを叩く練習ができる
- 癖がつかない
といった様々な利益が得られます。 最初は少し慣れなくて難しいかもしれないですが、復習フォルダを利用して、☆9くらいからやり直してでも是非常用しましょう。
判定調整を解禁しても良いです。いい感じの値がわからなければ、テンキー0番で選択できる「判定自動調整」を利用して、☆7くらいの簡単な譜面の精度を狙ってみると良いと思います。
初めての機種がIIDXだったりして、ランクAAも出せないなどといった場合は変えないほうが懸命です。
緑数字や白数字も気になったら適宜変えましょう。このあたりは急に譜面の難易度が上昇するので、こまめにカスタマイズを変化させてみると良いと思います。
モード
基本的に、「STEP UP」モードの100円を使い、課題曲フォルダを周回しましょう。
また、
「STEP UP」モードの「課題曲フォルダ」のLevel下限を☆11(☆12)まで上げると、
「STEP UP」モードの130円で、復習フォルダLEVEL11(LEVEL12)が選択できるようになります。(土曜日は100円でも可能)
復習フォルダには今作プレーしてEXスコアが1点以上の譜面が入るので、
「PREMIUM FREE」モードを利用して、LEVEL11(LEVEL12)フォルダをクリアレート順にソートして、EXHARDオプションをつけて、1ノーツだけ叩いて1点,2点で即落ちを各楽曲で繰り返すと、効率よく復習フォルダに楽曲を入れることができます。
プレースタイル
☆11を、ひたすら周回することになると思います。ここで強い味方、
☆11 (新ノマゲ難易度表) - beatmania IIDX SP☆11 難易度表保管所(仮) - atwiki(アットウィキ)
を参考にしてプレーしましょう。
「地力」の欄をF->E->D->...->Aまで各難易度半分くらい埋めていけば良いと思います。
Aが半分埋まったくらいから、ちょっとだけ☆12に挑戦してみるのも良いと思います。
「個人差」はプレーしなくて良いです。
「Primitive Vibes」「SPECIAL SUMMER CAMPAIGN!」「Steel Edge」あたりをプレーしてみて、ランプは点かなくても良い感触を得られたら8段合格が近いです。
☆11の上位は高BPMの乱打が多いのに対して、☆12の下位は低BPMの2重乱打みたいなものが多いので、ここでかなりの苦戦を強いられると思いますが、ランプがなかなか付かなくてもめげずに頑張ってください。
12に初ランプがついたら、強い味方2の、
☆12 (ノマゲ難易度表) - beatmania IIDX SP☆11 難易度表保管所(仮) - atwiki(アットウィキ)
を見て、地力F,Eの中から10曲ほどランプが付けば9段に合格できると思います。
「個人差」に含まれる楽曲はプレーしなくても良いです。
九段~十段
オプション
新しくオプションはこれで固定してください
RANDOM / EASY / OFF / LIFT&SUD+
ついに晴れてアシストイージー卒業です。
これからは、ランプはEASYを使っていきましょう。
☆11までは全体が平坦な密度の譜面が多いのに対して、☆12からはラストに密度の高い譜面がかなり増えてきます。それに食らいつくために、ボーダーを80%まで上げると、ちょうど良い学習のできる譜面が自然に遊べるようになると考えています。
緑数字や白数字は気になったらまだまだ適宜変えましょう。
また、知人から「この譜面は正規が当たりだよ」など聞いた場合にはそういったオプションでプレーしてみても良いと思います。
当たっている譜面でプレーをすると、普段より高い密度まで安定して打鍵をすることができるため、普段より結果的に多くのオブジェクトを認識することになり、上限の引き上げに役に立つことが往々にしてあります。
モード
「STEP UP」モードの課題曲フォルダと、復習フォルダを積極的に利用しましょう。
七段~八段のモードの欄と同様の操作で、復習フォルダにLEVEL12の簡単な楽曲をたくさん入れておくと良いと思います。
外部ツール
を九段になったら是非利用してみてください。
自分の達成率や数値が明確に出て、モチベーションになると思います。
CPI難易度表は曲の人気や追加時期によって結構難易度に幅が出てくることもあるので、基本的に☆12参考表を参考にしてランプ埋めに励むと良いと思います。
CPIで今日つけたランプの数や難度を調べるとモチベーションが上がります。
この2つのサービスはKONAMIのプレミアムコースに加入するとブックマークレットやcsvコピーで自動更新できるようになります。
(具体的には、CPIはcsvを貼り付け ☆12参考表はIIDX ISTと同期ができ、IIDX ISTはブックマークレットでの自動更新に対応しています。 詳しくは検索してください。)
プレースタイル
☆12ノマゲ難易度表を見て、とにかく上位まで駆け上がっていきましょう。
各地力難易度で半分イージーがついたら次の難易度に挑戦してみて良いと思います。
10段合格の目安は、地力Cに半分ほどイージーランプがついた段階、
中伝合格の目安は、地力Aに半分ほどイージーランプがついた段階くらいだと思います。
ただ、これはあくまで目安の値なので、これより遅くてもそこまで心配をする必要はありません。
連続で段位を受けることはせず、コツコツランプを増やしてからもう一度挑戦しましょう。
中伝
オプション
基本はEASYランプを使いましょう。
中伝になったら、HARDランプを用いた練習も始めると良いです。
プレーの割合としては7:3 = EASY:HARDくらいが良いと思います。
緑数字や白数字は気になったら適宜変えましょう。
モード
とにかく「STEP UP」モード130円の復習フォルダLEVEL12を周回しましょう。
プレースタイル
ハードは、
☆12 (ハード難易度表) - beatmania IIDX SP☆11 難易度表保管所(仮) - atwiki(アットウィキ)
を見て地力Fからゆっくり埋めていきましょう。半分ついたら次の難易度...を繰り返して、地力B+半分,A数曲くらいまで到達できれば良いと思います。
イージーは、地力A+,Sがそれぞれ15曲ほど点くまで頑張りましょう。
十段までと比べて、明らかにイージーランプの増加具合は遅くなりますが、1曲1曲の難易度差が激しくなるので、あまり気にしなくて大丈夫です。
地力Sくらいの難易度の楽曲であればツイートをしたらおそらく皆伝の人も褒めてくれるので、それをモチベーションに頑張りましょう。
ゲージはかなり水物な指標であるので、ここからはBPにも着目すると良いと思います。
地力A+,SのBPを1曲でも減らすことを目標にプレーしましょう。
皆伝対策
各楽曲にてBP170前後になったら段位抜けできるので、1回皆伝受けて、各楽曲を模擬試験で1回プレーしてみて、ある程度対策を立てると良いと思います。
地力としては、卑弥呼をギアチェンをある程度できる様になったうえでBP170ほどに抑えられるようになれば十分です。
あとはちょっとの単曲対策を行いましょう。
連皿
上に書いてあるランプ状況を達成したら、灼熱をプレーする対策をしましょう
ここまでほとんど連皿曲をプレーしていないと思うので、まず
☆10灼熱(H), ☆11灼熱2(H), ☆11Digitank System
あたりの楽曲をハードつくまで粘着してください。これらの楽曲は鍵盤が少なく、皿のみに集中できるので、ノーツの降ってくる様子と皿側の手の動きをリンクさせる意識でプレーすると良いです。
それができたら、
☆12Red. by Full Metal Jacket, ☆12 Snake Stick, ☆12 BLACK.by X-Cross Fade ☆12 Red. by Jack Tranceをイージーつくまでがんばってください。
☆12は鍵盤と同時に皿が降ってくるので、上の経験を活かして皿を無意識に取れる範囲を広げながら鍵盤に集中する感覚を求めてプレーしていくと上達が早いはずです。
後は灼熱のハンクラをたくさん聞いたり、
灼熱の次郎譜面を見てリズムを覚えたりして、
とにかくたくさんプレーしてください。
トリルや軸配置などが意外と紛れているので譜面サイトを見て、「ここは非皿側を出張する」といった研究を行うのも良いと思います。
ソフラン
もし冥が苦手であれば、ランダムで冥をプレーするのが一番早いと思います。
低速入りからたたけないのであれば顔を液晶に近づける・まぶたSUDを行うなどしてソフランをうまくかわす技術を身につけると良いと思います。
皆伝
段位全体に言えますが、不合格になった場合は一定期間置くと良いと思います。
自分は最初は余裕で抜けられていた卑弥呼が次第に通過率が下がっていってしまったので、ワンちゃんに頼らず、もっと地力を上げて再挑戦の気持ちでプレーすると良いです。
焦らずプレーすれば、おそらく合格できるはず。
あとがき
残念ながら皆伝なってからこのゲームはスタートします(泣)
12鳥,MAX-、S+帯プレー、難,エクハ,FC埋め、 みんな一緒に頑張ろう(泣)