Ouchi_IR グルミク部門の講評・見解

 

う~はっぴ~あらうんど~!(FREEDOM DiVE↓)

 おはよう!元気でいるかしら?今回Ouchi_IRでグルミク部門の課題曲選定を担当した京音3回のものりだ。趣味で執行代(渉外)もやっている。今回はグルミク部門の各曲選定上の理由と講評を公表(ここ激ウマギャグ)するので、特に参加した人は最後まで読んで欲しい。

1. Ouchi_IRって何?

 Ouchi Otogame鯖という日本各地の大学のおとげサクルに属するインドア系音ゲーマが集まるDiscordサバ(別名、お咎め鯖)で開かれるIR大会。都や七帝戦の度に鯖主のぐるとさん(B4UT所属)が鯖のリンクを当該大会の鯖に上げてるので、興味があったら入ってみよう。

 この鯖のレベルは高くそこにいるだけで一日最低4.5回は参らされるといわれている。そしてそんなサーバで行われるIRだから当然レベルが高い。でもグルミクはこの鯖のナウでヤングな音ゲーマでもほぼやってなかったからブルーオーシャン。これを契機にグルミク部門を開いてこのゲムに人をおびきよせて俺の素晴らしいグルミックーリザルトで参らさせるつもりだったけど結局参らされましたまる

2. 各コースの選曲意図と講評

2.1 コース④~ハピアラ&マーメイドコース~

 グルミクを始めたての初心者向けのコース*1。とはいえみんな他音ゲの地力で殴ってくるだろうから最低難易度は12+となっている。課題曲はココロオドル「I will never die」で、それぞれハピアラのカバーとマーメイドのオリジナル。

 I will never dieの方は12+としても正統派な譜面で特に言うことはない。たまにバックスピンによる巻き戻りがある程度で、グルミクのゲーム自体に慣れてもらうつもりで選曲した。一方、ココロオドルはグルミク特有の思い切ったアレンジをリズムゲームのプレイを通して楽しんでもらいたいことと、あとは13としてかなりヤバい譜面であることから選曲した。

 この譜面は具体的に何が問題かというと、とにかくリズムが難しい。初期譜面特有のエグみがある。バックスピンの位置もある程度は暗記が必要。そのため13としてはラスボス的な立ち位置であり、どちらかというと他機種の地力がないと厳しい譜面だが、そもそもこのコースは他機種からの新規参入者がその地力を存分に活かしてもらうことを意図して設定している。あと簡単に満点取られてもつまんないし。

 そういうわけで満点獲得が難しくなるよう設定したわけだが、なんと満点到達した人が1人いた。素晴らしい!

2.2 コース③~フォトン&リリリリコース~

 ある程度グルミクに慣れた人向けのコース*2。課題曲は「ねむり姫」とかの悪名高い「Photon Melodies (TAKU INOUE Remix)」。もちろんバックスピンアシストの使用は禁止した。

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 ともに13+だがねむり姫は正統派な譜面となる。ところがPFC難易度はかなり高く、特に最後の最後にかなり難しい配置が飛んでくる。これは相当の地力がなければ突破できない。このためここで1グレを出して詰まった人もいた。ちなみに選曲意図だがこれは単純で、俺がリリリリで一番好きな曲だから。以上。

分かる人には分かるグロ画像

 Photon Melodies(TAKU INOUE Remix)はねむり姫とは真逆のソフラン譜面。このゲームの停止ギミックにはある程度の法則性があるものの、この譜面のギミックを適正レベルで理解するのはかなり難しい。ある意味グルミクを象徴する譜面であり、ねむり姫といい感じに対になること、そしてこのように音ゲで有名なコンポーザがオリジナル曲のリミックスを行うことがある、ということを知ってもらうための選曲である。

 このコースは元からグルミクをやっていた人もプレイしており、なんと3人も満点が出た。おめでとう!

2.3 コース②~ピキピキ&燐舞曲コース~

 ここからは誰でも参加できる。やや上級者向けのコースで、課題曲はI believe what you said」BLACK SHOUTで、ともにアレンジのかかったカバー曲となる。

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 そのうちI believe what you said(以下クソ長いのでIbwys)は原曲とはかなりかけ離れたアレンジが施されている。ほとんどの場合原曲に忠実なアレンジを行うのがソシャ音ゲーで主流であるなか、これはかなり特殊といえる。これもグルミクの持ち味だが、この曲はこのアレンジのせいでだいぶしんどくなっている。BPMもかなり上がっている上、原曲にはない3連符のパートが追加されるなど色々めちゃくちゃ。本当に己のリズムを信じる他はなく、他機種の地力があっても攻略の難しいリズム難譜面となっている。だからこそこのIRにおいてはゲーム性を高める効果を得られると判断して選曲した。

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 一方BLACK SHOUTはかなり原曲に忠実である。これは曲よりもむしろ譜面で選んでいる。バックスピンが多くパっと見では分からないが、覚える、あるいはそれが理解できるだけの認識力が身につけば瞬殺できる。ちなみにPeaky P-Keyの山手響子の中の人はポピパの戸山香澄と一緒。だからこれは実質ポピパカバー(?)

 このコースで満点を取ったのは元々グルミクをやり込んでいた2名のみとなった。うち1名は自分なので実質1人である。1人だけほぼ始めたての状態からIbwysの方をPFC取るまでいったがブラシャは間に合わなかった人*3がいたが、正直そこまで伸びるならもう近いうちに15以下全部倒せるんじゃねえかな。

2.4 コース①~懐かしのゲームミュージックコース~

 最後は挑戦枠。課題曲は「FREEDOM DiVE↓」と「DADDY MULK」で、ともに15年以上昔のゲームの曲からの収録となる。……え、FDってもうそんな歳なんだ、、、

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 FDは大方の予想する通りの体力譜面。最初のスライダが取れれば後は筋肉でどうとでもなってしまう。とはいえ15なのでそうやすやすとはPFCを取らせてくれない。「正統派な譜面の枠」としての選曲である。余談だが、この曲はこのゲームにおける親密度稼ぎ*4の最高効率曲となっている。まさかFDが効率曲扱いされるソシャ音ゲがこの世に誕生するなんて……

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「正統派の枠」があるならもちろん「特殊な譜面の枠」がある。DADDY MULKはその権化で、とにかくバックスピンが凄くて初見ではまず見切れない。とはいえバックスピンアシストをかけて練習すればBPMが遅い分そこまで難しくはなくなる。「DADDY MULKから逃げるな」という強い思想をもとにした選曲である。

 ……しかしどうやらお咎め鯖にはめちゃくちゃグルミクに強い人がいたようで、このコースはすぐに満点を取られてしまった。参りました……

3. 次回以降の展望

 Ouchi_IR、2回目以降もあるみたいなのでその際はテクニカルスコアによる殴り合いをする部門を開設する考えでいる。今回はまあみんなライブパス買わへんやろということで無課金でもできるようPERFECT数のみを集計対象としたが、この期間中にかなり多くの人がライブパスを契約してくれたので次回以降テクニカル部門を開設する目処が立った、というわけである。なお、次回以降もPFCモクの部門は残すので安心して欲しい。

4. おわりに

 今回このOuchi_IRの主催をしてくれた内通者さん、鯖主のぐるとさん、そして参加して頂いた皆さんに心より感謝します。また、今回この記事を執筆するにあたり動画の愛本りんくを貼ることを快諾してくれた動画投稿者のβaconさん*5へ、厚く御礼申し上げます。*6

 

 

フォニイ

*1:難易度14+以上をPFCしたことある人は選択禁止

*2:難易度15以上をPFCした人は選択禁止

*3:ちなみに筆者はこの人に密室で「指って10本あんねん」と脅されながら銃口を向けられた経験がある

*4:キャラとの親密度を上げてアイテムをせびる行為

*5:グルミク杯2022ハピアラリーグ準優勝者でもある

*6:現在綿串は、「敬具」の代わりに「フォニイ」が使える説を検証しています