残念ながら人間用メイクではない。
皆様、ご機嫌麗しゅう。京音ドールオーナー部のうえっふぃー・・・ですわ。この記事は私の前回の記事「うえっふぃー、お人形を買う。」の続きでございますから、まだ読んでいらっしゃらない方は是非そちらを先に読んでくださいまし。
え?めんどくさい?仕方ありませんわね・・・
前回のあらすじ
様々な事情からドールをお迎えすることになったうえっふぃー。ネットで情報を集め、首尾よくボークスのDD(ドルフィードリーム)スタンダードモデル「未来」をお迎えすることに成功する。最終目標としてArcaeaの「対立」再現を目論むうえっふぃーは、計画を次の段階へと進める・・・
なんでメイクなのだよ
前回購入したスタンダードモデル・・・とっても可愛らしいのですけれど、ちょっと対立ちゃんの雰囲気とは合わないというか・・・どちらかというと光ちゃんに近いですわね*1
いやまあAxium対立ちゃんと言い張ればそれはそれでよいのですが、やっぱりクール系のお顔が良いですわ・・・。そう思って私、スタンダードモデルと一緒に頭パーツを別で買っておきましたのよ(有能)
ですが、一つ問題がありますわ。このパーツ、すっぴんを通り越して何も描かれていないのですわ。ですから睫毛や眉毛も描いてあげないといけませんの。ボークス様、簡単なものでいいからメイク済みヘッドを常設販売してほしかったのですわ・・・*2
というわけで私に残された選択肢は①お金を払って人に依頼する②道具をそろえて自分でやるの二つですわ。でも①は基本的に個人への依頼ですから高くつきますわ・・・。そうなると自分でやるしかありませんわね。そういうわけでのこの記事ですわ。
記事の性質上ドールの生首とかその辺の写真がありますわ。苦手な方はババっとスクロールして完成品だけ見て行ってくださいまし。
準備
ネットで情報をかき集め、自分の足であちこち走り回って道具を揃えましたわ。自分とは全く縁がなさそうな画材店にまで行きましたのよ。ケーヨーデーツー川端店も
左上から、薄め液、つや消しスプレー、綿棒、水(in ガムの容器)、メイクカラーセット、パステル、アイ、メラミンスポンジ、下書きペン、筆、肝心のヘッドパーツ、あとはパレット代わりの牛乳パックと手袋ですわ。あと爪楊枝も使いましたわ。
あとで気づきましたけど、新聞紙の上にヘッドパーツじかに置くとインクが移って汚れるのでやめたほうがいいですわ。
道具が揃ったらヘッドパーツを中性洗剤で洗いますわ。汚れているとメイクがやりにくいそうですわよ。はぇ~
さっそく描きますわよ
まずは下書きペンで塗るところを決めますわ。水性だから失敗しても濡らした綿棒ですぐ消せて安心ですわね。今回描くのは睫毛、眉毛と二重のための線ですわ。口・・・はまあ溝に沿って塗れば問題なさそうなので下書きはパスですわ。
手袋はヘッドパーツを手の脂なんかから守るだけでなく、あとでつかう薄め液(シンナー)やスプレーから皮膚を守る役割もありますのよ。偉いですのよ~(某プリンセス風)
下書きが済んだらいよいよ本番ですが、これがえげつなく大変なのですわ・・・。何回やっても線はまっすぐになりませんし、塗りもムラだらけですし・・・一応失敗した箇所は薄め液を付けた綿棒でこすってやると消えるので別に一発勝負ではないのですが、n回やり直してもうまくいかないので意味がありませんわ。
~A FEW HOURS LATER~*3
なんとか妥協ラインまでこぎつけましたわ。つかれた・・・
ここでつや消しスプレーを噴いて固定し、次のステップに進みますわ。やれやれですわ。
パステルのせますわ
パステルをパレットにこすりつけて、粉を綿棒につけてぺちぺちしていきますわ。さっきの作業との落差がすごい。アバウトでいいので楽ですわ・・・はい?いえ、だれもPastel*Palettesの話もPastel Partyの話もしてませんわ。(音ゲー要素終わり)
パステルは頬と唇にピンクを中心にのせますわ。あんまりのせすぎてもけばけばになるので程々に。ちなみにつけすぎたり変なところについたら濡らしたメラミンスポンジでこすればとれますわ。安心。
満足するまでぺちぺちしたらまたスプレー噴いて固定しますわ。
これでメイクは終了ですわ。昼過ぎから始めたのに気づけばもうすっかり日が暮れましたわ・・・まあ乾かす時間なんかもありましたけど。
アイをはめますわ!
これがまた難しいのですわ・・・。アイをパテを使って固定するのですが、目線の微調整がきついきつい。油断するとすぐ左右で変な方向向かれますし、どれだけ調整しても左右でズレているような気がしてきますわ。うむむぅ・・・
因みに中はこうなってますわ
使用したアイはボークスの22㎜☩しっこく☩アイですわ。正面からはほぼグレーですが横から見ると青みが増しますの。対立ちゃんにぴったりですわ。
そして完成へ
今のドールからヘッドパーツを外して代わりに今メイクしたパーツを付けますわ。写真撮っても良かったのですがさっきのと違ってただただ面白くないグロ画像になりそうだったのでやめましたわ・・・
そして出来上がったのがこちら
自己評価としては・・・65点くらいでしょうかしらね。*4
まあ初めての試みですからこれくらいで当然ですわ。改善点としては、ラインの精度をあげることはもちろんとして、口の線が太くなりすぎたことですわね。これは買った筆が口の溝に対応しきれなかったのが原因ですわ。あるかないかくらいの線でよかったのですけれど。
睫毛、眉毛の微妙なゆがみや線のがたつきはウィッグで割と目立たなくなるのが救いですわね。機会があればまた挑戦してみますわ。DDのメイクは落とせるらしいですから。
さて、計画の方はこれであとはドレスの到着を待つだけになりましたわ。もう少し待ってれば届くと思うのですけれど。まあ、気長に待つことにしますわ。服が届いたら最後の記事を出しましょうかしらね・・・
ところでメイク用の塗料とかアホほど余っているのですが誰か使います?