おひさしぶりです。nxopenです。
オタクを名乗っているのに東方原作をやっていないのはまずいと思い原作を始めた結果音ゲー*1よりハマってしまいました。そのうえでこう思いました。
音ゲーと東方って似てるくね?
と
一見全くゲーム性は違うので「何言ってんだこいつ?」となるかもしれませんが、最後まで読んでいただけるとすごく喜びます。
注意点ですが一部弾幕(妖々夢、風神録、紅魔郷EX)、譜面のネタバレを含むのでご注意ください。
1.類似点について
早速本題ですが、似ている点について箇条書きで述べていきたいと思います。
1) 研究、対策が必須である。
これは類似点として一番初めに挙げられるものですね。例えばこれらの譜面、弾幕について
どちらも初見ではまずできません。
攻略法としては、音ゲー側は片手で赤と青を押さえ続けることでホールドの処理が可能となり、東方側についても弾幕は全て自機狙いとなっているので、*2同じ方向に少しずつよけ続けることで簡単に避けることができます。*3
このようにやり方さえ分かってしまえば難易度が大きく低下する箇所が存在するという点はどちらのゲームにおいても存在しています。
これは筆者の個人的なことなのですが、暗記が苦手なのでどちらでも対策が必要なものは苦手です...わかれば面白いんですけどね...
気合避け万歳!!!見たまま押し万歳!!!
2) 一定の地力が必要である
まあ対策と来たら地力についても言っておかないとね
東方においても音ゲーにおいても、適正難易度以上であれば、一定の地力が無いと基本的に何もさせてもらえないことは多いです。
例としてfirestorm, 狐狸妖怪レーザーを挙げます。
前者はZ字のつまみを交互に操作することで攻略でき、後者は端の方によって列状の自機狙い弾を誘導することによって攻略することができますが、前者についてはZ字のつまみを正確なタイミングで回し続ける時点で地力が必要で、後者についてもレーザーの間を素早く正確にすり抜ける技術が必要となります。
このためある程度の地力が無いと、どうしても通過できない箇所が存在しているという共通点もあります。
狐狸妖怪レーザー0/14←甘えるな
3) 緊張との戦い
これは単純です。どっちもめちゃくちゃ緊張します。
筆者はノーミスやノーボムについても狙ったことが無く、そちらについては言及できないのでクリア狙いに関して言及します。
音ゲーをやってる方なら段位を一度は触ったことが多いと思います。段位はちょっとのミスでゲージが大きく減少するので、実力並、またはそれ以上の段位であればラストの曲で滅茶苦茶緊張することがありますよね。
同じことが東方でも言えます。
緊張負けをしてしまうとパフォーマンスが下がってしまうので、いかにラストまで精神力を持たせるかが重要になると思います。
これはラストで精神をやられて残念な結果になってしまったリザルトたち。
東方に関してはこれが出来な過ぎて耐久スペカ*5にしようとしてます。*6
2. 異なる点について
1) 挑戦時間の違い
これは明確に違います。音ゲーは短めで東方は長めです。
音ゲーは一曲だけなら長くて2分半、段位でも10分程度で終わるものがほとんどですが、東方に関してはステージが短いEXでも15分、長いものだと30分程度続きます。
これだけ見ると東方の方がしんどそうですが実はそうでもないです。
音ゲー、特にスコアゲーの場合はどこでも失点の可能性があるため2分間ずっと集中し続けないとなりませんが、東方では特に1,2面は多少気を抜いても大丈夫で、後半の面においても比較的集中しなくても攻略できる箇所が存在します。
また、アーケード音ゲーは基本的に中断は不可能ですが*7東方は弾幕が薄いときならいつでも中断することができ、精神を安定させることができます。この点においても集中力を回復させる手段があるので音ゲーから入った身としてはかなりありがたく感じました。
2) 視線について
音ゲーは視線を固定することが多いです。視線を変えるときもありますが、速度変化の対応のための視線の上げ下げが存在する程度だと思います。
しかし、東方においては視線はかなり移動させる必要が出てきます。
例えばこれ
これは諏訪子のスペカの一つ「蛙は口ゆえ蛇に飲まるる」です、これをよけるためには始めに下部の星弾と星弾の隙間を抜け、時計回りあるいは反時計回りに一周する必要があります。
この際に必要となる能力として、星弾を抜ける際は下部の弾幕を凝視し、一周する際は全体をぼんやりと見る感じで避けていくという力が要求されます。
そのため、視野を常に変更しなければならないので音ゲーから来た筆者は少し大変に感じました。
3) やり直し・練習のしやすさ
音ゲーも東方もクリア、最終的にはノーミス・理論値を目指すゲームです。
そのため、序盤でミスをしてしまうどちらのゲームでもやり直しをしたくなる場合があります。この際、特殊な場合を除いてアーケード音ゲーはそのあとの譜面をすべて捨てることとなってしまうため、金銭に対して得られる時間が短くなってしまいます。
しかし、東方では一度購入した場合何度もやり直すことができるので非常にやり直しがしやすいです。アーケード音ゲーをプレイしていた筆者としては非常にありがたく感じました。
また難所の練習についても東方と音ゲーを比較した場合、これは明確に東方の方が練習しやすいです
難所を通す能力もどちらのゲームについても必要ですが、音ゲーでは難所のみをプレイし続ける機能が搭載されているものは少ないです。特に、アーケードにおいては自分が触ったことのある機種に限れば見たことがないです。
しかし東方では基本的にセクションごとに、大量の残機がある状態で練習できる機能があるため*8難所のさばき方など効率的に練習出来る気がします。もっと言えばこれも無料でできるのでさらにありがたみが増します。
このように音ゲーと東方は類似点もあるものの明確に違うといえるところもあります。音ゲーマーから東方シューターに転身する際、これの要素に翻弄されてしまうかもしれませんが、次第に自身の地力が上がっていることや研究の効果を実感できます。
東方は多くの作品、特に紅魔郷から地霊殿に収録されている曲は、アレンジされて音ゲーに入っているものも非常に多いです。音ゲーで聞いたことがある曲を自身の耳で聞き、ノーコンクリアを達成すると非常に強い達成感を感じることができ、この瞬間は音ゲーと同様の経験を得られることができます。
皆さんも東方、やりましょう。
「おや、遊ぶのかい?あんたも相当物好きだねえ。」
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