倉野川からこんにちは、二条せらふ(@seraph_2)です。
普段はまり花ちゃんをすこりながらポップンをしています。
前回の記事はこちら。
keionkakimasen.hatenadiary.com
今は野球が盛り上がってますね。日本代表が世界一に返り咲けるか注目です。
[お知らせ] OB会作りました
本題に入る前にひとつお知らせです。
京音OB会をぬるっと作りましたので、京音に在籍していた人でOB会に興味のある人がいたら連絡ください。
以上お知らせでした。以下本題です。
[本題] ひなビタ♪のジャズコンサートに行ってきました
今回は3月17日に東京・日本橋で行われた
ひなビタ♪ジャズコンサートについて書こうと思います。
わたしがひなビタ♪にハマってからそれなりの歳月が経ったのですが
公式ライブ系イベントに参加するのは実は今回が初めて*1で
大きな期待と一抹の不安を胸に新幹線で東京へと向かいました*2。
コンサートそのものについての感想は筆舌に尽くしがたい*3のですが
中盤にゲストボーカルが登場し客席の盛り上がりが加速したところで
間髪入れず静かに始まる演奏と、同時に投影された桜吹雪と校舎の映像で
「メロンパンだぁ……」と思わず声が漏れてしまいました。
走れメロンパンでトランペットとフルートがユニゾンしたところにまりイブを見ましたありがとうございます
— 二条せらふ@17東京18京都 (@seraph_2) 2023年3月17日
演奏してるのはみんなおじさん*4でしたが、まりイブがそこには顕現していました。
他の楽曲もたくさん浴びてただただ圧倒されてなんかもうすごかったです*5。
このあたりはいろんな人のいろんな目線からの感想を読みたいので
ここまで読んでくれたひとはぜひ何らかの媒体で感想を発信してください。よろしくお願いします。
ここから個人的なひなビタ♪論
さて、今回初参加という目線から見ていて気づいたのですが
「倉吉のひなビタ♪」と「東京のひなビタ♪*6」は完全に別物だと感じました。
そして、いままで何年も自分が触れてきたのは前者がほとんどであり、
ひなビタ♪ファンの多くはおそらく後者を中心に楽しんでいるのではないかと思いました。
ちょっと噛み砕いてみます。
「倉吉のひなビタ♪」について
「倉吉のひなビタ♪」についての考察の端緒として、まず自分自身について書きます*7。
わたし二条せらふがひなビタ♪ファンであるところは自他ともに認めるところです*8。
ただその内訳を考えると、ひなビタ♪ファン3割、倉吉ファン7割くらいの按分なのかなとこのたび思いました。
もちろんこいつらはオーバーラップする部分がそれなりにあるので単純に分離できるものではないですが、
「愛好コンテンツであるひなビタ♪の舞台と(事実上)なっている」ということを除いてもわたしの倉吉推しはそこまで目減りすることはなさそうです。
倉吉というまちの風景や人の営みがもともとあり、魅力を対外的に発信するひとつの連絡手段として
ひなビタ♪のコンテンツを取り入れてみたのが「倉吉のひなビタ♪」のはじまりです。*9。
「倉吉のひなビタ♪」の良いところは従来接点のなかった者同士がひなビタ♪を連絡して生まれた新たなコネクションにあると思います。
定期的に行われているキャラクター誕生祭記念配信でも、近年の主役はキャラクターではなく、
むしろ進行役の観光協会の人、応援団店舗の人など「倉吉の人」とファンアートを描いたりメッセージを送ったりする「あちこちの*10ひなビタ♪ファン」との交流であって
キャラクターや設定された誕生日は両者を結びつける役割を担うようになりました。
「東京のひなビタ♪」について
一方で今回の鑑賞で感じた「東京のひなビタ♪」、その主体はまさにひなビタ♪のコンテンツでした。
キャラクターがいて、ひなビタ♪の世界があって、それらをわたしたちに向けて表現する文章があり、音楽があり、映像があり、今回のような演奏があり、
受け取り方は千差万別かもしれませんが、みな根本的に同じソースを知覚しているのだと思います。
わたしが走れメロンパンを浴びながら目頭が熱くなったのも、プロの奏者によるすばらしい演奏によって楽曲にこめられたまり花とイブの友情物語が強く想起されたからでしょう。
これは奏者のみなさんに対する失礼な考え方かもしれません。しかし、奏者が一流であり、演奏がすばらしいものであるほど、ひなビタ♪世界への没入感が強くなって、そして大きな感動につながったことは否定できません*11。
自分の意見を表明するときはそれっぽい図解が有効って誰かがどこかで言ってた
ここまでをまとめると、
「倉吉のひなビタ♪」においてひなビタ♪は何か別のもの同士をつなぐリンク・エッジとして機能し、
「東京のひなビタ♪」においてはひなビタ♪というノードを様々なリンクを介して楽しむということになります。
図解するとこのようになるでしょうか。
結局ひなビタ♪はいいぞっていう結論
以上を踏まえた上での最後の話題に進みます。
今回のコンサート鑑賞という機会によって、ほとんど初めてがっつりと「東京のひなビタ♪」を享受したわたしは、
今まで自分が見てきたひなビタ♪は「倉吉のひなビタ♪」という一つの側面が強調されていたことに気が付きました。
思い返せば最近の誕生日ファンアートも「倉吉の日常風景の中にいるキャラクター」を描いていました。
今日*12、ファン歴およそ10年目にして目からウロコが落ちる経験をしました。
ライブに何度も参加してきた猛者たちはこんなにすばらしい体験をしていたのかと思うと、
これまで「予定が合わない」「東京は遠い」「おかねがない」「帰倉*13するほうが手っ取り早い」などと理由をつけて参戦していなかったことを少し後悔する気持ちもあります。
もっと早くこの感覚を味わっていればよかったです。
まあ過ぎたことを悔いてもしょうがないので、今後のことに目を向けますと、
奇しくも4月から倉吉市内に就職が決まっており、ひなビタ♪との接点はさらに多くなるだろうという絶妙なタイミングです。
ひなビタ♪に人生の舵取りの一部を手渡すほどのオタクとして、これからも推し活に邁進していこうと決意を新たにして記事を締めくくろうと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
大丈夫だよ!絶対、大丈夫だよっ!
*1:コピバンのライブは見に行ったことがあります
*2:前夜に裏都闇鍋クイズとかいうまことおそろしい集会に出ていて全く寝ていなかったので新幹線では指定席をとって熟睡していました
*3:そもそも筆と舌が拙い
*4:実はみなさんすごい人で、ジャズ奏者の「ほぼ天才」「神に近い存在」だそうです。
*5:エモすぎてとてもエモかったです
*6:ほんとは東京でなくてもいいのですが、ここではイブ的倉野川-東京対立構造に倣って東京と表記します
*7:すべてオタクは自分語りをします
*8:就職先の偉い人に志望理由がひなビタ♪であることがバレてます。別に隠してはないけど。
*9:奇遇なことにこれは作中で芽兎めうが主張するMOKS(萌えおこし)の戦略を体現したものといえます
*10:日本全国+海外
*11:もちろん、これを機会としてジャズに関心をもつことがあるでしょう。わたしも物販でCD買いましたし。しかしそれは「東京のひなビタ♪」ではなく「倉吉のひなビタ♪」に類似する構造を持つ「ジャズのひなビタ♪」といえるので注釈送りとさせてください。
*12:執筆中に日付をまたいだので昨日
*13:倉吉に帰る、の意