お久しぶりです、京音のancketです。
本日は2月2日でございます。
2月2日ですが、節分です。
どうやら2月2日が節分となるのは124年ぶりらしく、珍しい事態に日本全国が非常に盛り上がっています。
ただ今後は4年に1度ペースで2月2日が節分になるらしいです。なんだそれ。
さて、今回の金時豆の生長報告ですが、実は去年の時点で育成が終了していました。今回は去年の話をする回で、最終回です。
「来年の話をすれば鬼が笑う」とは言いますが、去年の話をしたら鬼はどうなってしまうのでしょうか。あまりの惨めさに耐えかねて泣いてしまうかもしれません。
泣く子、もとい泣く鬼も黙る豆の話、始まりです。
過去の記事はこちら
keionkakimasen.hatenadiary.com
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0. 自己紹介
もはや誰も覚えていないかと思われますが、このブログは自己紹介サークル京音の所有するブログですので、筆者の簡単な自己紹介を載せておきます。
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- 最近の動向: TANO*C STOREでCDを買いました。
- オススメ: Bright Colorsシリーズ 明るめのハードコアコンピ
これすき(動画を上げてくださりありがとうございます)
1. 生長記録
1-1. 花が咲いたよ
まずは前回記事の最終日の写真からご覧ください。
コレが半月後には……
育ちスンギ……
水やりで毎日見てはいたんですけど、気づいたらこんななってました。すごいね生命。
写真の通り、シャンクスの唯一の双葉は枯れて落ちてしまいました。ジャングズ…!!! 腕が!!!
シャンクスの葉の色が薄い気がしたので土に追肥をしてみました。本当は液肥のほうがいいらしいのですが、最初の固形肥料が余っていたので妥協です。
それから少ししてシャンクスに蕾のようなものができ始め、
花が咲きました。ハ...ナ...ガ...ハナガサイタヨ...
なかなか可愛らしくて綺麗じゃありませんか。いいものですね、植物って。(誰?)
一方その頃ノビは伸びすぎて野比のび太になったわね👶傾き始めました。
LoRの「スライド」のよう………。
その後ノビにも花が咲きました。
あなたの花咲きぶりだけれど… すばらしいわ。
数日後シャンクスに実がなってそこそこ大きくなりました。
指のサイズ感わかんね~~~。今測ったら爪の幅が14mmないくらいでした。指も豆もデッカい。
1-2. 虫が湧いたよ
10月半ば、水やりをすると白いものが舞うことに気づきます。
最初は綿か何かだと思ったのですが、どうも舞った後にきちんと植物に帰ってくるようです。
なにか怪しいと思い探ってみると……
ギェーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!(虫耐性:低)
なんてことを……愛情を込めて育てた植物にタダで寄生するなど言語道断です。
ちなみにこの虫はコナジラミという種類であり、繁殖力が強く、大量発生すると虫が出す甘露によって植物がすす病を発症するという、れっきとした害虫だそうです。
とりあえず家にあったビニールテープで見えた虫と卵をペタペタ回収し、念の為コナジラミに効く薬を買いに行くことにしました。
行く場所はもはや当記事のレギュラー、ケーヨーデイツー川端店です。
やはり大型のホームセンターというだけあって、農薬系の品揃えも豊富でかなりの種類がありました。
その中でも一際目を惹かれたのがこちら。
野菜ジュース?
野菜ジュースに花を入れるなよ。
失礼、どうやら使える植物の種類を写真付きで紹介しているだけらしいです。すごい既視感だけど。
内容物はお酢だそうで。調べたら金時豆には使えないらしいです。
結果、金時豆は農薬には弱い植物らしく、ケーヨーデイツー川端店には金時豆に使えるものが置かれていませんでした。いつもの。
また数日はビニールテープで格闘する日々が続きます。
農薬はネットで購入することにして、支柱を購入し、倒れないように二株を支えてやりました。
最初の実の他にも後から花がいくつか咲き、続々と実がなり始めました。
支柱があるとコナジラミの駆除もしやすくて助かります。最初から買っておくべきでした。
一週間ほどしてネットで購入した薬が届きます。
さて問題です。このスプレー剤の商品名は何でしょう?
農薬に弱い金時豆にも使えるという、その内容物を調べてみましょう。
結果
ベニカマイルドスプレーは米(にも含まれているデンプン)を使っている
完
水溶き片栗粉を霧吹きで散布すれば安く済んだ……?
このスプレー剤は卵には効果がなく、散布後も卵から生まれたコナジラミが周期的に発生する可能性があるという話でしたが、ビニールテープ療法が功を奏したのかこれ以降は発生しませんでした。
1-3. 葉が落ちないよ
11月に入ってからシャンクスの葉の先端が茶色くなり始めました。
正常に成長した金時豆は開花から約2ヶ月で実が乾燥し、葉は黄色に変色して落葉する*1そうです。
病気のサインなのか落葉の準備なのか判断がつかないため、この時は様子を見ることにします。
二週間後、ノビの葉に異変が現れます。
おそらく葉が病気になって変色してしまっています。
しかし、実の収穫時期まで二週間ほどになっていることと、似たような症例の病気が多く何の病気か特定できなかったため、このまま収穫までなんとか滑り込ませる方針で進めていく判断をします。
人間で言うところの終末期医療ですかねぇ……(少しでも聞こえを良くしようとしている)
一方、実は黄色に変色し始めました。乾燥前の段階としては正常なのでひとまず安心です。
奥に見える白い斑点は、コナジラミ駆除の際ビニールテープで裏の薄皮を剥がしてしまった部分が変色したものです。それはいわゆる、コラテラルダメージというものに過ぎない。
数日すると、シャンクスの葉が黄色くなりはじめました。
画像下の葉は病気になっていそうですが、他の二枚の変色のしかたは正常なものなのかよくわかりません。ぜんぜんわからん!
このまま様子を見続け、いよいよ開花から2ヶ月目となる11月末日、
シャンクスもノビも上側の葉がほぼ落葉しましたが、下側の葉は緑色のまま残ってしまいました。また、ところどころ傷んでしまっています。
実に関しては、乾燥が進んでいるものを振るとカラカラと音がするようになりました。実の乾燥に関してはうまくいっているかもしれません。
そしてクリスマスである12月25日、
すべての葉が変色・落葉するには至りませんでしたが、実は十分に乾燥しているため収穫を行いました。
収穫の過程でどの実がどちらの株から取れたのかわからなくなりました。収穫できたのでまあいいでしょう。よくないですかね。すみません。
以上、金時豆の生長記録は豆のクリスマスプレゼントという形で終わりを迎えることになりました。
2. まとめと反省
成長記録の終盤は猛スピードの紹介になりましたが*2、金時豆の育成は作成した植木鉢でも一応は可能という結論になりました。
鉢の大きさや耐水性、まともな植物育成についてはかなり不安がありましたが、最終的には滑り込みではあるものの最後までやり遂げることができて安心しています。
反省点は主に三つあります。
一つは間引きが遅かったことです。鉢が小さかったとはいえ根が絡まるまで間引きを待ってしまうと、間引きの際に根を切ってしまう恐れがあるのでやめたほうが良かったでしょう。
もう一つは序盤に枯らしてしまったことです。起きるのが遅くなりそうなら夜のうちに水を与えて日陰になるところに移動するなど、手の打ちようはいくらでもあったように思います。ペットボトルを利用した自動水やり装置なんかも作ることができるそうですが、水分過多に弱い金時豆に利用できるかは不明です。
最後の一つは病気を放置して滑り込みで収穫しようとしたことです。私は今回の育成において、植物が完全に落葉しなかった原因は病気によるものだと考えています。闘病に注力するせいで生長が止まったと考えると納得できるためです。病気に対応した薬剤を探して取り寄せれば、もしかしたら違った未来があったかもしれません。
企画をした当初に考えていたよりも、学ぶことは多かったです。またいつか別の植物を育成することがあれば、これらを意識してみたいものです。
3. あとがき
失踪してません!!!!!!!
この度は更新がバカ遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
更新のタイミングについては、実は前回記事を書いたときには既に「収穫時にしよう」と決めていました。当初の予定では年内で収穫をして記事を出すはずだったのですが、上で見てもらったように育成がうまく進められず、ズルズルと先延ばしになってしまい今に至ります。*3
「シリーズ物の記事を書いてみたい」という思いもあって始めたこの企画でしたが、記事を書く上で考えることも多かった気がします。
シリーズにすると毎度同じような内容では書く側も読む側も飽きてしまうため、色々ひねりを加える必要が出てくると思います。こういった点で、自分の文章の引き出しの少なさを実感させられる結果となりました。端的に言うと、しんどい。
(そういった点では3回の更新で完結できたのはある意味幸運だったかもしれません。)
みんなも シリーズ物 やろう!
オォン俺もやったんだからさ(悪しき風習)
ウチもやったんだからさ(同調圧力)
ところで、使った土ってどうしたらいいんでしょうか……?
(ancket)
*1:出典: https://www.mame.or.jp/seisan/in_school.html
*2:姿が変わらないので写真がほぼないのが原因
*3:「それでも収穫は年内にやったんだからもっと早く記事書けただろ」というご意見はごもっともで、今年に入ってからは純粋にサボりです。